生きることも死ぬことも否定しません

生きたいと思う人は生きればいいし死にたい人は死ねばいいのです。
これは悲観論ではありません。正解だとか善悪というのは人間のエゴが作り出したものです。そもそもこの世に正解は存在しないのです。時と条件が変われば正解は変化します。
世間では死を選ぶ人を否定する人が多いがそれはエゴと固定観念によるものです。単に多数派にとっては生きることが正解であるということです。それを押し付けてはならない。少数派が生きることを否定しないのと同じように、死を選ぶことも本来否定されるべきではないのです。
エゴを持った人間は死をもって宇宙に大自然に回帰します。エゴによって人は喜び、悩み、楽しみ、苦しみます。人生という架空ゲームを降りることはなんら特別ではありません。たかが数十年あるいは数年すれば私たちは本来あるべき場所へ還ります。

人生を悲観しているあなた。他人と自分を比べ落ち込むあなた。「普通」でない自分を否定するあなた。
何も悩むことはありません。人の生にそもそも特別性など何もないのです。「人生はこうであるべき」という固定観念を捨てましょう。